新麻雀放浪記

PCの復旧作業を進めているものの、どうも調子がよろしくなく、入れては消しを繰り返している。まぁ、小説でも読んでいればそれほど退屈ではないのでよいのですが。ということで、題記の小説を読み終えた。てっきし麻雀絡みの話が延々と続くのかと思っていたけれど、新〜は麻雀というよりギャンブル全般についての話といった具合で、最終的にはカジノ行き。色々なギャンブルの勝ち方について多くの解釈が載っていたので流し読み。まぁ、勝てるときに勝つのと、負けるときは手を引くというのが結論すかね。だらだらと手に強弱をつけずに張っていたら、結果的にはスッカラカンですわ。そういう意味では、一打一打に等しいお金のかかるパチンコなんて、長期的にプラスな訳がないんですよね。
話の中では、勝負に勝ってるのか負けてるのかはっきりせず、一人馬鹿勝ちみたいなヒーロー物ではなかったので読みやすかった。ギャンブルは色々な理論・解釈・勝ち方が売られているが、そういうのに影響を受けるようなら止めておいたほうがよいわな。ほんとに勝てるなら、そんなの売らんでデカイ勝負に勝ちに行くさ。勝てないから、「勝ち方」を売った方が儲かるんやん。