シベリア超特急

スチャダラのライムでその存在は知っていたものの、一度も見たことの無かったシベ超。何かやってたから見てみることに。裏で富士がシベリア絡みのドキュメンタリーを流したり、6で水野晴男氏自らシベ超のパロディーっぽいことをしていたりと、テレビ局の垣根を越えたタイアップ。それら裏番組を無視して見始めたものの、ストーリーの本筋への持っていきかたが良い感じ。まぁ、もともと閉じた空間でのストーリー展開が好きというのはありますが、各自の行動が狭い範囲に制限されるからこそ、色々考えるところが出てくるのよね。
とまぁ、始まりの方ではとても期待していたのだけれど、段々とこれは如何なものかと思い始め、中盤辺りでは「B級映画B級映画たる理由を垣間見れた」とでもコメントしとくかと思いつつ終盤へ。最終的には「B級B級だと思っていたけれど、C急だなzzz」って感じzzz なーんだろ、オブザーバーを悪い方向に裏切ったというか。個人的な考えだけれど、どんなにストーリーの中で裏切りやどんでん返しがあって、ストーリー自体が複雑になっても良いのだけれど、聴衆を裏切ることだけは殊更避けるべきだと思うんですよね。そうじゃないと、特に複雑な話をするときなんか、オーディエンスは疑心暗鬼の状態になって、素直に内容を楽しめなくなると思うのですよ。まぁ、ジェネラルの推測に置いてけぼりを食らったというのも多々ありますが。
さて、そして来週はシベ超2を放送するそうで、こりゃ、話の流れ的に来週も見ることになりそうですな。まぁ、夏休みで暇をしていることもあるし、この際、昔みたいに深夜映画を色々見てみようかしらと。