休止状態の弊害

こないだ買ったノーパソでは、基本的にシャットダウンを行わず、電源ボタン一発で休止状態に入るようにしている。席を外すたびにロックをかけるのもかったるいし、休止状態からの復帰は普通にOSを立ち上げるのよりも断然早い。バッテリーのことを考えても、休止状態はスマートな使い方だと思う。
自宅のデスクトップに関しても、段々と起動にかかる時間が増えてきたようなので休止モードを採用することにした。お陰で使いたいときは直ぐに立ち上がるし、席を外すときもスムーズに電源を切ることが可能になった。起動までの時間が短縮されたことにより、こまめに電源を落とすことも苦痛にならない。そのため、例えばメッセを退席中にしてデスクトップをロックしたまま席を30分とか外すこともなくなった。電気の無駄だし。
休止状態を使うのは良い事ずくめに思えるのだけれど、水を差すように色々と不具合が生じてくれる。特にデスクトップにて。
ノーパソでも3つあるうちの1つのUSBポートの設定がイカレルという謎の不具合が頻発したけれど、正直2つのポートは無傷なので致命的ではない。しかしデスクトップで休止状態を使い始めてからは、これ以上に色々と問題が起こっている。
まず、初めてデスクトップを休止状態から復帰させたときは、explorer.exe がハングアップしていた(ぉ 致し方ないため再起動。主に起動時間の短縮を目指して休止状態を採用していたので、これは非常に萎える事例。幸いなことに、復帰時に固まるという酷い事はその後生じていない。OSが慣れたとでもいうのだろうか?
しかし暫く使っていた後に、ふとテレビを起動したら画面が映らなかった。音声は来ているのに、画面は真っ黒・・・ しょうがないから再起動。これが見たい番組が始まる直前だったらエマージェンシー。幸いこの事例も一度起きた後は二度と起こっていない。逆に不安な気もするが。
そして今日。また変な不具合を起こしてくれた。帰宅後、暫くしてからデスクトップを復帰させたところ、メッセに繋がらない。MSNが落ちているのかと確認しにいったけれど正常とのこと。また休止状態のバグかと思って、普通にシャットダウンを行ってからOSを立ち上げなおしても形無し。暫くあれこれ弄くってみたものの接続できなかったので、ふとノーパソを使ってみることにした。もしこれで接続されれば、ネットワークは生きていて、デスクトップが死んでいる。また仮にこれで接続できなければ、只の鯖鰓だろうと。
で、ノーパソを休止状態から復帰させてみたところ、何食わぬ顔でメッセンジャーに接続した。じゃあデスクトップが死んでいるのかと言えば、これがそうでもなかった。ノーパソでメッセンジャーに入ったままデスクトップでメッセンジャーに接続を試みたところ、問題なくデスクトップからネットワークに入ることができ、(アカウントが同じなため)ノーパソからの接続は遮断された。つーことはだ、昨晩ノーパソでネットワークに入ったまま休止状態にしたんだが、鯖的には接続しっぱなしと判断されていたことになるのか? でもそうだとしても、新しいIPから接続を試みた時点で*1、当然ノーパソからの(みなしの)接続はキャンセルされるべきなんじゃないのかと。
今回の休止状態からの復帰に関しては、どうも自宅にあるデスクトップやノーパソの問題じゃなくて、メッセンジャーサービス側にある不具合のような気がする。これも他の不具合と同じように、この先に二度と起きなければまあいいんだけれどさ・・・ ほんとMS製品は地獄だぜ。

*1:つまりデスクトップでログオンした時点で